実際に原価管理を導入するときに

実際に原価管理を導入するときには、これまで述べてきた費用の分類を『製品』『サービス』ごとに行うことになります。


つまり、費用を帳簿に仕訳けるとき(または会計システムに入力するとき)、

・どの製品(サービス)に使ったのか

・材料費、労務費、経費のどれか

・直接費、間接費のどちらか

・どの部署で使ったのか

・どの部署が負担するのか

といった内容が必要になります。


すべての費用について、これらの内容を記録していくのは不可能でしょうから、手間にならない程度に割り切って考える必要があります。