製品・サービスにテコ入れを考えるとき、当然それぞれの採算性を比較してから検討します。そのとき、どのような資料を作成しているでしょうか。
多分、次のような表を作成しているのではないかと思います。
製品 | A |
B |
C |
合計 |
売上高 |
100 |
200 |
300 |
600 |
売上原価 |
75 |
150 |
210 |
435 |
(変動費) |
55 |
90 |
130 |
275 |
(製造間接費) |
20 |
60 |
80 |
160 |
売上総利益 |
25 |
50 |
90 |
165 |
販管費計 |
21 |
50 |
50 |
121 |
(個別固定費) |
11 |
30 |
20 |
61 |
(販管費) |
10 |
20 |
30 |
60 |
営業利益 | 4 |
0 |
40 |
44 |
営業利益率 |
4% |
0% |
13% |
|
これを見て、『製品Bが儲かってないからテコ入れが必要だ』と考えるのは早計です。
では、実際はどの製品を見直せばよいのでしょうか。
続きは次回。
コメントをお書きください