売上でも差異分析

前回の原価差異分析の計算式は、売上にも使えます。

予算で見込んでいた数量/単価に対して、実際に売った数量/単価を比較するというわけです。


実際売上ー予算売上

=実際売上数×実際売上単価ー予算売上数×予算売上単価

=実際売上数×(実際売上単価ー予算売上単価)+(実際売上数-予算売上数)×予算売上単価


売上って値下げとか考えると、毎回見積もり出すたび単価変わって、こんな計算できないんじゃ?


と思ったならば、平均売上単価を使うことを考えてみてください。

予算作成時は、一物一価で計算していることが普通だと思います。売上数は変わらないので、実際に売り上げた平均単価を予算の単価と比較すればよいのです。