原価計算に必要な、費用以外の情報

原価計算を行うには、発生した費用だけではなく、次のような実績を記録しておく必要があります。


1. 材料、外注品の購入実績(数量、金額)

2. 製品、サービスの出来高(数量)

3. 材料の消費(数量)

4. 作業時間の消費(時間)

5. 経費の発生(金額)


3, 4, 5, については、これまでこのブログで公開してきました。

・どの製品(サービス)に使ったのか

・どの部署で使ったのか

・どの部署が負担するのか

という情報を付けて、記録していきます。


これだけでは、かかった費用はわかるけど、その費用で製品・サービスがいくつ出来たのかわからないので、一個・一回当たりの原価が計算できません。

つまり、製品・サービスの出来高も記録しておく必要があります。