勘定連絡図

これまでの話を図にまとめてみます。

いわゆる、勘定連絡図というものです。


費用の発生は、材料費・労務費・経費のそれぞれから、仕掛品につながる矢印で表されます。

つまり、仕掛品は、製品・サービス別に管理できないと意味ないということです。


仕掛品から製品につながる矢印は、製品・サービスができあがったことを表します。

つまり、仕掛品に積みあがった原価を、できた製品・サービスの数で割ることで単価が計算できるというわけです。


月末に製品が在庫で残った場合、この単価を使って評価します。

そのため、原価計算をしていない製造業の会社は、決算の数字がその分だけ誤差を含んでいることになります。