先日、中小企業の導入実態について、予算は立てているものの、実際原価は管理していない会社が多いというお話をさせていただきました。
昨年から今年にかけて、お話を伺った先では、
・建設業:工事別原価計算。ただし間接費の配賦はしていない。
・製造業:カタログ品のみ実際原価管理。カスタム品は管理していない。
・水産加工業:新製品の見積原価だけ作成。実際原価を計算していない。
・写真業:プロジェクト別に原価計算。予算原価だけで実際原価を計算していない。
・映像制作業:原価計算していない。
・ソフトウェア業A:プロジェクト別に実際原価計算を行っている。
・ソフトウェア業B:プロジェクト別の実際原価計算を行っている。ただし原価差異は総額。
・ソフトウェア業C:プロジェクト別の実際原価計算を行っている。ただし原価差異は総額。
・ソフトウェア業D:原価計算していない。
という感じでした。
上場していない中小企業の方々は、他社より一歩先を行く経営のためにも、原価管理の導入を検討されてみてはいかがでしょうか。
(上場企業、大企業ならすでに原価管理しているはず、だと思います)
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